目薬の木!

先日はすごい雪でしたね

数日後に日課の朝歩きを再開し

いつものように川沿いを歩いていくと

たくさんの雪だるまに出会いました

子供達が一面雪の中で汗びっしょりになりながら

作り上げている様子が目に浮かびます

そういえば子供の頃

雪が積もるのが嬉しくて嬉しくて

ワクワクしていました

でも

大人は雪が積もるのをとても嫌がっていた

どうして大人は雪が嫌いなのだろうと

不思議でならなかったのを思い出します

今 家の前の雪かきで汗びっしょりになると

大人が嫌がっていた気持ちもわかるような気がします・・・

そんな朝の一枚

雪の上を渡ってきた風は

まるで氷のように冷たくキンとしていますが

とてもとても澄んでいて

身体の中を風が吹き抜けると

何だか清められているような気がします

ところで・・・

今  当院では患者さんのおもてなしに

「 目薬の木 」のお茶をお出ししています。

目薬の木は、日本国内にしか自生しないという

珍しい木です。

この木には、

身体の中で滞った水分の排出を促したり

抗菌作用で目のかゆみなどに効果を持つ

トリテルペンやロドデンドロールという成分が含まれているそうです。

現代の研究において解明されたこれらの成分を

まるで知っていたかのように

日本では室町時代から目薬として利用されていたそうです

また

徳川家の所有する庭にも植えられていたとか・・・

さて

雪も溶け  春は目の前!

花粉もそろそろ気になります

数百年前の昔に思いを馳せて

目薬の木のお茶を飲むのも一興かも・・・

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